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花の里公園奉仕団 5月17日 崖錐に生えるいろんな植物

公開日:2022年05月20日 最終更新日:2024年01月11日

タイトル 花の里公園奉仕団 5月17日 崖錐に生えるいろんな植物

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 22度、気温が安定してきました。8名の参加でした。個人の事情、家族の事情、皆さん、いろんな事情があります。ボランティアの優先順位は4番目くらいでしょうか。幸い?、世の中の事情からはだんだん遠くなる高齢者ですが。
 写真のみんなの並んだ後ろに黒い線が入っています。次の絵にある崖錐を示しています。高さ2mほどのゆるい傾斜地です。右の一部は道路建設で削られています。この傾斜地、崖錐が山菜などいろんな植物の宝庫になっています。ま、里山にはどこにでもあるのですが。

 作業はいつもの通り竹林伐採です。毎回、同じ、変化のない仕事です。
 本日の伐採では、上でツルが絡んでいて、切ってもなかなか倒れないことで苦労しました。周辺部は陽当たりが良いのでツルが伸び、竹を拘束します。竹林の真ん中になるとそんなことはないのですが。

 山地急斜面と田んぼの間には崩落した礫、土からなる扇状の地形ができます。これを崖錐と呼びます。
 崖錐は礫、砂、粘土で構成され、かつ、後ろの山地から地下水が供給されるため、山地、田んぼとは違った植物群が成長します。
 畑地として利用されたこともあるようですが、今は、栗などを植えたり放置されることが多いようです。

 崖錐にある植物です。写真はフキノトウ、マムシグサ、ヤマウド、ササユリ、です。以外にスイバ、フキが見られます。食用に供されるものが多いです。植物に詳しい方ならもっといろいろな植物が同定できるでしょう。
 水分の豊富な砂礫地で、田んぼに近接しているため高木の伐採が行われるなど人の手が入っていること、畑地としては放棄されたこと、などから特有の植物群が形成されたのではないでしょうか。
 素人の見解ですが。

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