三田市 市民活動情報サイト「きっぴーねっと」花の里公園奉仕団活動紹介シニアライフ花の里公園奉仕団11月23日 寒くなってきました。竹林の伐採へ移動しました。

花の里公園奉仕団11月23日 寒くなってきました。竹林の伐採へ移動しました。

公開日:2021年11月26日 最終更新日:2024年01月11日

タイトル 花の里公園奉仕団11月23日 寒くなってきました。竹林の伐採に移動しました。

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 気温12度、冷え込みました。前回の芋煮会は18度でした、良い日に恵まれました。9人が、一枚多く着込み参加しました。今回から伐採の対象を竹林に替えました。竹用のノコギリをもって出陣です。
 後ろの丘は弥生遺跡のある丘です。3~5年前に常緑樹の伐採を行い、大きなコナラの森になっています。今、コナラの紅葉が、実際は橙色ですが、進んでいます。樹というより、森の紅葉がピークという感じです。後、1、2週間で落葉するでしょう。
 コナラの樹は大量のドングリができます。こんなにできてどうするのという感じでばらばら落ちて地上に広がります。
 落ちたドングリはネズミになどによりさらに広がります。「動物散布」といいます。このためにドングリは完食されても、見向きもされなくてもダメだそうです。ドングリは「タンニン」という毒素を含んでおり、この成分が少なすぎると完食されてしまい、遠くまでドングリを運んでもらえません。また、タンニンが多すぎると見向きもされないのです。うまくできてますね、人間は役に立ちませんが。
https://www.woody-ashida.com/quercus-serrata/ 

 竹林の伐採に当たり、集合の基地を昔の場所に移動しました。1年前きれいだった場所は、陽当たりが良く、1年の間に竹、ササ、雑草が生え茂り、荒れ地に替わっていました。自然の再生力にはびっくりします。
 とりあえず、弁当がおいしく食べられるようにと周辺の伐採整備を行いました。

 竹林の整備を行うにあたり竹林のモニタリングを2年前から行っています。5×5mの範囲内の竹54本のうち、27本を伐採し、変化を観察しています。1年前は1本枯れ死、1本再生でした。今年は10本以上が再生しています。写真の濃緑色の竹が再生したものです。こちらも自然の再生力は凄いものだと感心します。
 いささか我々の努力もむなしいのかなあと懐疑的にもなりますが頑張ります。

 今回の対象地の端に大きなメタセコイア、高さ30m?が1本、ぽつんと立っていました。公園にはよくありますが、地元の方が植え、育ててこられたのでしょう。
 メタセコイアの紅葉もきれいですね。昨日、行った神戸森林植物園で学んだのですが、セコイアには3種類、世界で最も大きいセコイアオスギ(ジャイアントセコイア)、最も高いセコイアメスギ、最も古い?メタセコイア、があります。セコイアとはスギ類のことで、メタセコイアは三木博士か化石から命名し、メタは「違った、後の」という意味だそうです。ちなみにセコイアの当て字は世界爺です。
https://kinomemocho.com/sanpo_Taxodiaceae.html

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