三田市 市民活動情報サイト「きっぴーねっと」花の里公園奉仕団活動紹介シニアライフ花の里公園奉仕団  8月18日 幸い、少し涼しい日でした。伐採中の竹林の中でどういう竹林を目指しているのだろうと考えました。

花の里公園奉仕団  8月18日 幸い、少し涼しい日でした。伐採中の竹林の中でどういう竹林を目指しているのだろうと考えました。

公開日:2020年08月21日 最終更新日:2024年01月11日

タイトル 花の里公園奉仕団  8月18日 幸い、少し涼しい日でした。伐採中の竹林の中でどういう竹林を目指しているのだろうと考えました。

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 前後の1週間ほど三田でも37度を示す猛暑でしたが、幸い、この日は涼しく33度でした。4度の違いは大きく竹林の中で作業する分には汗をあまりかきませんでした。作業終了時1リットルポットにお茶が残っていました。
 竹林の中で考えました。もし、竹の皆伐が目標なら、倒伏し、死んでいる竹を除く必要はないのではないか。元気な竹だけを切ればよいのではないかと。しかし、皆伐すれば他の樹木のほとんどない竹林では裸山になるでしょう、また、現実には量が多すぎて我々の能力では年あたりの達成範囲はわずかで正直がっかりするでしょう。
 ネットで見ても竹林完全伐採を目標とするものは少なく、結局は美しい竹林を作るということに落ち着くようです。美しい竹林とは何かになりますが、倒伏竹のない、適当に間隔を持った、一説には傘を開いて歩ける幅、竹林ということになります。
 竹林の利用、孟宗竹であれば筍が魅力的ですが、真竹、破竹では今一つです。チップ、竹炭の生産も、移動、製炭など大きな労力がいります。出てくるから何か利用できないかという範囲を越えないように思います。また、昔からある竹細工がいいですが、夢でしょうね。
 ま、我々の場合は山作業自体を楽しむことが8割ほど占めますので、上に述べたような悩みはさほど深刻に考えてはいませんが。
 ネットで下記の文献を見つけました。まとまっていて面白いと思いました。
https://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-080/mori/book/documents/tikurinseibidokuhon.pdf

 倒伏枯れた竹は適当な長さに切りまとめています。これもそのまま現場に放置してもよいのですが、このように積み上げています。結局、美しさへのこだわりがあるのでしょう。日本人の習性?
 枯れた竹は多く縦割れし、乾燥し固くなり切るのは生竹より大変です。一方、矛盾する言い方ですが、薄いため、風化し、もろくもなっています。切っている最中に砕けてしまうということもよくあります。面白い材料ですね。

 竹の先端の枝葉は切り離し、槓のみ並べます。風化の進行を考えるとどうでもいいことのようですが、常緑樹伐採からの共通ルールです。プロならこんなことはやらないでしょうね。目的は見かけ体積の減少です。
 枝葉を切るとき、剪定はさみを使います。硬い枝は切るのは大変で要領がいります。左手で押さえつけ、枝を曲げる、曲げた方に葉を当てると簡単に切れます。

 枝葉の切り離し方法には、他に、ノコギリで切ると鎌で切り落とす方法があります。鎌は刃の厚いものを使い斜めに切り落とします。
 この方法は竹が滑りやすく、少し危険です。私はできません。
 ノコギリは万能ですが、切るために竹を回転する必要があります。枝葉は双方向についているので、これが意外に面倒です。

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