花の里公園奉仕団 6月17日 梅雨入りしたとか、竹が驚異的に伸びています。もちろんタケノコも。
公開日:2025年06月19日 最終更新日:2025年06月20日
最高気温32度、熱中症が話題になっています。10名が参加しました。用意のよい人はファン付き上着を着ています。みんなが持っているのはタケノコです。この前2回、6月3日、10日はやよいの梅広場で梅の収穫と弥生こみちの整備を計画していたのですが、雨のため、休みました。梅の実は熟しすぎるため、有志が収穫しました。今年は豊作で20㎏ほど採れました。梅干し、梅ジュースに熟成中です。
今回は若竹の伐採を行いました。2週間離れている間に、雨を得て、真竹が一斉に芽を出しました。3m高く伸びているものもありました。竹は地下茎からエネルギーをもらうので初期成長が早く、最大1日で1m伸びるとか、3か月ほどで20mの高さに達します。その成長は驚異的で3年間この地区で伐採をしていますが、完全伐採は夢のまた夢という感じです。ま、何時までも仕事?があっていいのですが。良く、竹の有効利用、工芸品からチップなどが、取り上げられていますが、運搬移動のコストを考えると採算性のある大量処理は難しいと思います。出てきて目立てば伐採するがせいぜいでは。悲観的ですが。自然のパワーは凄いです。
真竹タケノコは今が旬です。孟宗タケノコと異なり、地上に出た分が食用になり、地下には食用部はほとんどありません。地面を掘り返すことなく、地上に出たものも切り取るだけですので収穫は簡単です。長さ50㎝ぐらいまでは食べられるようです。今回も伐採の片手間で、100本ほどのタケノコが取れました。写真左。採るよりも背負って坂を登るのにフーフー言っていましたが。簡単に採れるので採りに来てください。ノコギリか包丁と袋を持って。タケノコを採ることは竹の減少に貢献します。
森の境にビワの樹があります。どなたかが植えられたのでしょう。陽当たりをよくするため、枝を拡げたり、摘果をしてきました。写真右。早いものでアッという間に熟していました。100個ほど収穫をしました。熟して甘くジューシーでした。
森の中に若い竹が伸びています。径は10㎝、高さ3m、先端に枝葉が残り、皮が一部剥がれた部分には黄緑色の節間が出ていますのですぐわかります。写真中。この時期の竹は軟らかく、鎌などで簡単に切り倒すことができます。えいやッとまさに一刀両断です。とても伐採効率が良いので、本日は全員新竹伐採に集中しました。一人30本として10人で300本になります。あまり言われませんが、本気で竹の伐採をやるつもりであればこの時期に集中して行えば効率が良いでしょう。ただ伐採した竹は軟らかく、材としての価値はありません。