花の里公園奉仕団 2月18日 屋根に2㎝ほど雪が積もっていました。今年最後の寒さ?
公開日:2025年02月20日 最終更新日:2025年02月21日
気温6度~-5度、寒い日が戻ってきました。朝、起きると屋根に雪が2㎝ほど積もっていました。やれるかなと少し心配したのですが、今までの経験で、屋根に5㎝程度積もっても、森の中では樹の樹冠に積もり、地面に雪が積もることはほぼありません。皆さんもご存じでいつものメンバー12人がそろいました。来週からは暖かくなって、春めいてくるとか、期待しています。
本日も常緑樹と竹の伐採を行いました。紅一点もハサミで活躍中です。私の言う”ハイエナ”活動かな?森の中でのこの単純な作業がなんともいいそうです、心が落ち着いて。私も全く同感です。ここは足場が斜面で不安定で、立っているのに疲れますが。
竹に囲まれて桜の樹が立っています。後ろにはコナラの樹も立っています。竹に覆われ気息奄々の状況です。頑張れ、今、助けてやるから、と、救助の竹伐採隊が向かいます。この桜、大きいですが根元は貧弱で、とても以下に示すマザーツリーとは言えない気がします。
毎週、森の中に出かけるせいでしょう、樹林に関する記事が気になります。最近の研究で、森ではマザーツリーなる大きな樹を中心に小さい樹やキノコによる生態系が形成され、互いに栄養はもちろんある種の情報を伝えあい、共存しているそうです。水分や、窒素、リンなどの栄養素を通じた共存、相互扶助の中心にあるのが、マザーツリーと呼ばれる樹齢の長い大木です。ちなみに、白神山地の「マザーツリー」は、樹齢400年、高さ30mのブナの巨木でだそうです。我々の小さな森にマザーツリーがあるのか?、大きさから言うとスギかコナラの大木でしょうか。がっちりしたお母さんの下で、色んな植物が一緒に助け合って生きている、なんか楽しくなります。
https://globe.asahi.com/article/15612682
枯れたコナラの大木?を切っています写真右上。直立していることもあるのでしょう、ノコギリの刃が樹の幹にくわえ込まれ、なかなか切り倒すのに苦労しました。樹は傾斜している時、反対側から切ると、切れ目が開いて簡単に切れます。右下は倒した後の切株です、年輪を読むと25年と読めます。枯れた後5年とすると、30年です。フラワータウンの開発は50年前に始まりました。開発に伴い、宅地地域はもちろん、周辺も多くの樹が伐採されました。残っている樹は以降再生した30~40年経ったものが多いです。周辺の緑地にいろんな形で開発の痕跡が残っています。