花の里公園奉仕団 1月21日 冬のさなかです。桜の「笑いかけ」にはまだ早いようです。
公開日:2025年01月23日 最終更新日:2025年01月24日
気温11度から―2度、冬としては少し暖かい日でした。風の吹く方向で体感は違うなと実感しました。斜面下の田から吹き上げる風で作業現場は寒く、山影になる食事場は風もなくポカポカ暖かく感じました。9人が参加しました。女性がいなくてさみしいですね。また気が向いたら来てください。
20日の天声人語に京の桜守として知られる佐野藤右衛門さんの桜の話が出ていました。「桜を見るならば、自分の好きな木を1本決め、春、夏、秋、冬と1年を通じて見てほしい」と、そのことで、「人は自然を感じることができるし、きっと桜も喜ぶと思いますわ。」と。
写真の背後にある桜、周辺のアラカシなどの常緑樹・竹の伐採、加えて、大きなコナラ枯れ木の処分により、残された形でイキイキと枝を広げています。食事場でもあるので毎回、目にすることなり、「好きな木を1本決め、春、夏、秋、冬と1年を通じてみている」ことになります。自然を感じています。
今回も、斜面中央部、竹・常緑樹・落葉樹の混交林での常緑樹、竹の伐採を行いました。何本か、樹を切り倒し、さあ再処分をしようという状況です。この写真を見ると、切るだけでなくさらに処分が必要になると言う事が分かると思います。体が温まったのか上着を脱いで頑張っています。上には枯れた竹が寄りかかっています。これくらい枯れていると、腐って軽くなっていて、落ちてきて当たっても危険はありません。
桜について、天声人語で次のように書いていました。秋に葉が落ち始めると、もう花芽ができている、寒さが厳しくなると、成長を停めて「休む」、やがて春の気配を知り、つぼみが気張ってふくらんでくる、そのさまを「笑いかけ」というそうです。おもしろい言葉ですね。でも何となくわかりますね。春を待つ人々の気持ちと共に。この桜の樹にもう花芽はついていますが、未だ膨らむには早いようです。今年は声を掛けようと思います桜の樹に「今、笑いかけだね」と。調べてみると「笑いかけ」とは5分咲き程度で思ったより開花へ進んだ状態のようです。
https://shoukei87club.blog.jp/archives/27838237.html
先週、径5㎝でも身の厚いシイタケが6個取れました。栽培担当者?に聞くと、「苦労した、もう終わりでしょう」とのこと。現場に行くと、もう終わっているのですが、無駄な?抵抗でビニール袋が被せてありました。温度の上昇と水分の保持を狙ってでしょう。6個はこの中でできたそうです。そっとはがしてみると、写真右下、1㎝のシイタケが2個できていました。春を待ちましょう。