三田市 市民活動情報サイト「きっぴーねっと」花の里公園奉仕団活動紹介シニアライフ花の里公園奉仕団 10月22日 秋が深まり、葉の勢いが衰え、森の中の見通しが良くなってきました。

花の里公園奉仕団 10月22日 秋が深まり、葉の勢いが衰え、森の中の見通しが良くなってきました。

公開日:2024年10月23日 最終更新日:2024年10月25日

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 最高気温22度、涼しくなり、やや厚めの上着、2枚重ねの人が増えてきました。11人が参加しました。1日中曇っていて午後は雨模様の曇り空になりました。写真の右端の大きな枯れたコナラ枯れてもう5年ほどたちました。腐食が進み皮肌も落ち、何時倒れてもおかしくありません。かなりの巨木なので私たちの手に負えません。行政の力で伐採すべきと思います。

 新聞記事で、「桂」という字の意味する樹は日本ではカツラですが、中国ではキンモクセイであると知りました。日本名のカツラが「桂」に当てはまれたのは、「桂」に本来香木という意味があることも理由のようです。今道を歩くと、キンモクセイ、カツラの匂いが漂ってきます、まさに香木ですね。匂いは不思議に何かの記憶に結びついて、瞬間的にいろいろ思い出させます。

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 本日も竹林の伐採を行いました。私が途中の倒木林に引っ掛かり、その記述が多くなっていますが、作業の中心は竹林の伐採です。竹にはいろいろなツタ植物が絡んでいます。倒れて落ちてきた後、いくつかに切り離して積みおいています。

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 斜面を降りる途中で倒木林に引っ掛かり、処分をしました。枯れてお互いにもつれ寄りかかっている樹木や竹を切り倒し、枝葉を分離し、横に並べ積み上げています。整理された森はすっきりし、葉の勢いが衰えてきたこともあって、森の中を明るく見通せます、気持ちですが。ちょっと意味が違うかもわかりませんが、「見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ」の雰囲気です。

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 足元を見ると、落ち葉の間からドングリの芽がたくさん出ていました。常緑樹の伐採のおかげで陽が入るようになったことも一因かもしれません。だと嬉しいのですが。写真右はドングリ源と思われるアベマキです。左は道端に一杯転がっているドングリの実です、多くは踏みつけられて砕けています。

 ドングリの実が発芽に至る割合は1%、もちろん、その後樹として成長できる可能性ははるかに低いでしょう。秋の日にドングリの落ちてくる場面に出会うと、1本の樹から落ちてくるドングリの多さの驚かされます。その中で樹になるのは千分の一、万分の一でしょう。でないとドングリの樹だらけになってしまいます。発芽、成長が難しい理由は、水が必要、地面が硬い、落ち葉が邪魔になる、動物に食べられる、日光が足りない等にあるようです。一方、鳥やネズミが運び埋めたために樹に成長することもあります。自然は面白いですね。

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