花の里公園奉仕団 10月8日 小雨予報の中、決行、涼しい作業日でした。
公開日:2024年10月10日 最終更新日:2024年10月11日
最高気温22度、ぐっと涼しくなりました。固い決意?の9人が参加しました。実は、前日の予報が曇りで、安心していたのですが、朝、起きてみると、降ってはいませんが、小雨の予報、迷いました。「やります」とメールしました。結果的に雨は降りませんでした。前日からの雨で森は濡れていましたが、快適に作業しました。
11日の朝の天声人語で天気予報に絡んで、「天気予報雨に変われど約束の延期はしないだって会いたい」笠井真理子の句が紹介されていました。最後を「里山したい」に替えると、まさに今回の心境だと笑ってしまいました。変わりやすい秋の空なればこそですね。
本日の作業は竹の伐採です。斜面の真ん中で、落葉樹常緑樹混交林に竹が侵入している場所です。竹はやや細めですね、その代わり、本数が多いです。このような場所では竹の皆伐を目指していますが、なかなかです。
大きな風倒木(径30㎝以上、高さ20m程度)が起こると、周辺の樹木を下にひき、なぎ倒すことになります(写真右上)。なぎ倒された木も、簡単に枯れません、倒れた状態で、枝を伸ばし、葉を茂らせます。高さ2mほど雑然とした緑と枯れ枝の山になります。このままで置いていても、5年もたてば、枯れるものは腐り、どれか優勢な樹が再生するのかもしれません。ま、それが自然な森の生態でしょう。でも、人間、我々はせっかちで整理し、見かけのきれいな森にしたくなります。で、倒れた樹木を伐採、整理しています。
秋が深まり、ドングリの実があちこちに落ちています。大きな帽子、クヌギの実でしょう、ひとかじりしたくなります?これがクリならと思います。森の側の歩道に森から落ちてきたものです。道歩きの中で簡単に拾えます。お子様と一緒に散歩がてら拾いに来られてはいかがですか。三田ならどこにもありますが、大都会では難しいかも。涼しいからというより、前日までの雨のせいかもしれませんが、大きなカタツムリが木の上を這っていました。瀬戸内海周辺に多い樹上性のセトウチマイマイだそうです。