花の里公園奉仕団 7月16日 本年度出来立ての竹の伐採をしました。
公開日:2024年07月18日 最終更新日:2024年07月19日
最高気温31度、予報は雨混じりでしたが、時に青空も見え夏の始まりです。13名、ほぼ全員が参加しました。暑くなって、熱中症も何のその、やる気満々です。蚊がぐんと多くなってぶんぶんと身の回りに群れています。同じ場所で作業していると、蚊取り線香の効果でいなくなるのですが。
前回の弥生梅広場の作業報告で「今年は梅の出来が悪かった」と書きましたが、今日のTVで本場紀州でも収穫が三分の一だったと言っていました。我が家の菜園も今年はオクラ、トウモロコシなどの自家製苗の成長が良くありません。春先の花芽生成期の気温変調が影響しているのでしょうか。何でも調子の悪い時は天候のせいにするのは責任逃れですが、ま、それが通じるのが農業のいいところです。
今、竹はぐんぐんと成長しています。左端の1本を含め、濃緑色に見える竹が、今年出てきた竹です。この場所はタケノコの生産地で5~6回はタケノコの皆伐、口に入るものを含めて、したはずの地域ですが、この通り新竹が㎡1本以上出てきています。この勢いには勝てんなあという感じですが、気を取り直し、柔らかくて伐採の容易なこの時期にと集中伐採にかかりました。
一方、竹は何処でも無敵の進軍をしているわけではなく、この場所では何か勢いをそがれた形で、枯れた竹20本ほどの中に3本ほどの太い竹と径4㎝高さ3m程度の細い竹が生えています。今回の伐採で100㎡ほどの範囲、見かけは竹がなくなりました。竹の成長は地下茎に支えられていますが、前項の急成長する箇所との違いはなんでしょうか?前項の成長竹林は空き地に面する開放地にあり、この衰退竹林は太い樹に覆われた森林地の中にあります。陽の光の量が関係するのでしょうか。
伐採をしていて、径3㎝程度の青い球状の果実が目につきました。珍しかったので、グーグルすると、ツバキの実でした。ちょっとがっかりしました。ポツンと森の中に1個あったので注目したのですが。よく見るツバキの実はリンゴのように赤みを帯びていますが、これは真っ青です。まだ、これから熟してくのでしょう。森の中、色んな植物があって楽しいです。