花の里公園奉仕団 5月21日 竹林の伐採に移りました。
公開日:2024年05月23日 最終更新日:2024年05月25日
気温21度、上着1枚で出かけましたが、風のある所では少し肌寒く感じました。体を動かすと快適でした。写真には1名かけていますが、13名参加しました。
作業している森は落葉樹常緑樹混交林と竹林に二分され、竹がその範囲を急速に広げています。で、年間作業を常緑樹の伐採と竹林の伐採に分けています。今日から竹林の伐採に移りました。ほば、半年ぶりの回帰です。道具はノコギリが竹用に変わる程度ですが、伐採方式が変わります。竹の種類は真竹、径15㎝前後、高さ30mと大きなものが多く、伐採時、直落下し足を直撃すると、事故につながります。注意して作業したいと思います。
終わった翌朝、右手首が痛くなりました。竹枝を切るのは、樹枝よりも硬くて、思わず力が入っていたようです。歳のせいもありますが。
旺盛な竹林の中では他の植生は乏しく、ところどころに常緑樹がひょろひょろ伸びている程度です。一時的に竹を伐採しても直ぐに混交林に戻すことは難しいとは思います。楽しみながら継続して伐採を続ける必要があります。
竹の四分の一程度は立ち枯れしています。枯れているからそのままでいいとは行かず、まず、優先的に伐採します。人間の習性はまず枯れた竹のないきれいな竹林を求めるようです。
竹林の下に水田が広がっています。三田地域は田植えの時期が遅く、今から田植えが始まります。今、田に一斉に水が入っています。30mもの竹が田に近接した斜面にあることで、陽当たりが悪くなり、米の収穫に影響が出るそうで、この意味でも竹の伐採を期待されています。一方、伐採した竹が一時的に水田に被さる事態も予想され、倒す方向などに注意しながら、伐採しています。
立ち枯れは5~20本、集中して生じています。伸びすぎて、交互にもたれあって、枯れることが多いようです。また、右下写真のように、ツタが絡みつき、頂上で陽当たりが悪くなり枯れることもあるようです。この場合悪者竹を伐採する正義の味方フジツルとなるのですが、竹を伐採するためには絡んだツタを一緒に伐採します。
枯れた竹を処分するだけで森の中はかなりすっきりし、きれいな森になります。