花の里公園奉仕団 2月27日 啓蟄。冬眠していた生き物が外に出てきました。
公開日:2024年02月29日 最終更新日:2024年03月01日
7度、寒い日でしたが、冬としてはこれぐらいが妥当なところでしょうか?13人が参加しました。先週から色んな野外活動の参加人員が増えてきました。2~3割くらい増えている印象です。二十四節気のひとつに啓蟄という言葉があります。「けいちつ」と読み、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」だそうです。厳密には3月5日からのようですが。人も同じで、未だ、寒さは冬ですが、待ちきれなくて、むずむずして、野外にはじき出されるという感じでしょうか。
ある本に人は10~100万年にわたる自然との付き合いを、ここ100年離れてしまい、空調の効いた事務所、工場、マンションなど人工的ものばかり向かい合う生活を送るようになった。時に、自然に向き合う生活、庭作り、畑仕事、里山作り?などをおくりたくなるのは誠に「自然」で当然の行為である、とありました。我々の行為もその反映でしょう。
今回の写真は合成して背景をカバーしています。
梅が満開です。梅見会を兼ねて、弥生が丘の梅公園に集合しました。今が適期か、疑問もありますが、何時も放っておくお詫びに、鶏糞、バークの追肥をしました。18本ある梅の木の周りに鶏糞6袋、バーク10袋を入れました。突然、栄養をもらってびっくりしているかもしれません。
軽く乾杯して梅見を終わり、陽の当たる広場でお昼ご飯を食べています。周りには梅の花とラッパスイセンが咲いています。軽い?労働の後、本当に、心が、お腹と一緒に休まる瞬間です。ラッパスイセンはAさんが自宅から引き抜いて持ってきました。暑い時で根付くかと心配したのですが、見事に咲いています。陽の光、落ち葉の肥料、落葉樹の木陰がぴったり合ったのでしょう。
併せて、というより、仕事量はこちらの方が多いのですが、シイタケ菌栽培のための原木を運び、切りそろえ、並べました。来週、菌打ちを行う予定です。原木にはコナラを使います。里山活動を始めたころは、里山に残す落葉樹のうち、コナラは代表的な大木で、一種神木のように考え、大げさですが、切ることは絶対避けていたのですが、最近はシイタケ栽培のためにはと、細めの分け枝を切っています。この辺も我々の里山活動の趣旨が少し変わってきた結果です。