三田市 市民活動情報サイト「きっぴーねっと」花の里公園奉仕団活動紹介シニアライフ花の里公園奉仕団6月29日 武庫の森に戻りました。2週間の不在の間に伸びた竹に驚かされました。

花の里公園奉仕団6月29日 武庫の森に戻りました。2週間の不在の間に伸びた竹に驚かされました。

公開日:2021年07月02日 最終更新日:2024年01月11日

タイトル 花の里公園奉仕団6月29日 武庫の森に戻りました。2週間の不在の間に伸びた竹に驚かされました。

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 29度、涼しい日が続きます。2回弥生の森の活動を行い、武庫の森、深田公園の方に戻ってきました。何となくほっとしますね、慣れたところは。みんなそれぞれの役割が分かっていて。
 参加者は10人でした。明らかに蚊が増えて、道具をとりに行く間に蚊に刺されたとか。みんな蚊取り線香は必需品です.写真でも腰にぶら下げています。蚊に刺されても平気という野蛮な人はいませんね。
 写真中央に立っている鮮烈な緑色の竹、2週間前は全くありませんでした。この2週間で顔を出し、10数m伸びました。ざっと1日に1m伸びたことになります。すごいパワーですね。一方、今後、20年、竹には形成層がないため、樹木のように毎年太くなることはありません。秘密は地下茎にあるのでしょうね、20年間、地下茎にため込んだエネルギーが、2週間、タケノコ・竹の成長に注ぎ込まれるのでしょう。タケノコ、おいしいはずですね。
 

 作業現場が進んでいくと、行き来に道が必要になります。自然に一番起伏のないルートが選ばれていきます。
 ここでは市の公園地境界にある金網フェンス沿いが選ばれています。もちろん、公園側でなく、山側ですが。
 草を刈り、何回も踏みしめているうちに、だんだん、道らしくなっていきます。

 この写真、左側2本の直立した大木はコナラです。右下からコナラに向かって斜めに伸びているのはアラカシの幹です。
 アラカシを根元から切ると、倒れません。あれっと見ると、一見コナラから右下にアラカシの幹が出ているように見えました。エっと、見直すと、伸びたアラカシの幹がコナラにぶつかり、これをコナラが小癪なとばかり樹皮で覆って取り込んでいました。フジのケースと同じですね。樹木もなかなか激しい生存競争をしています。

 今、かかっている所は谷斜面の上方で、公園につながります。樹木の密度が低く、笹が茂ります。大きなアラカシが少なく、コナラやタカノツメなど落葉樹が多く生えています。以前のアラカシばかりの森とは様相が違います。
 何故?過去に常緑樹伐採の里山管理を受けた可能性、谷筋で一度崩壊を経験した可能性、などを考えています。
 いずれにしろ、貴重な森と思って作業をしています。

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