花の里公園奉仕団11月24日 新しい基地の近くで、本格的に里山の整備、常緑樹の伐採に戻りました。
公開日:2020年11月26日 最終更新日:2024年01月11日
タイトル |
花の里公園奉仕団11月24日 新しい基地の近くで、本格的に里山の整備、常緑樹の伐採に戻りました。
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詳細
15度、寒いと思い一枚多く着ましたが、こんなものでしょうね、今の季節は。作業で力仕事をすると、1枚脱ぎ、昼食になると冷えてきて重ね着をする。汗も蚊もなくなり快適です。
林野庁の森林・山村多面的機能発揮対策交付金という補助金を得ています。対象は里山林保全と竹林整備があります。先月まで竹林整備でしたが、里山林保全に変わりました。常緑樹の伐採が主業務となります。
写真の背景、アラカシなどの常緑樹が大きく成長し、コナラ、サクラの落葉樹林を圧倒しつつあります。常緑樹を伐採し、落葉樹を残し、昔からの里山林の景観を取り戻します。左側の金網の外はフラワータウン武庫8丁目の公園です。今まで活動してきた竹林は右側斜面を降りたクチナ池周辺にあります。 |
公園に接する森は陽当りがよいため樹の生長は早く、常緑樹が繁茂し、コナラ、サクラなどを覆いかけています。また、大きなフジなどのツル植物も伸びています。
常緑樹などを伐採していきます。2、3か月たてばすっきりし、サクラ、コナラが姿を見せると思います。 |
竹林を通り里山林へ抜ける道、伐採が終わったところで伐採木を使った階段を設置しています。道らしくなり、歩きやすくなります。ぜひご利用を。
整備した竹林と里山林の作る美しい景観を中から楽しめます。 |
キノコのシーズンです。上の塊りはシイタケ、下はヒラタケです。ヒラタケは人博の先生の見立で確定し、勇気のある人が食べようということになっています。
ヒラタケはどこにでもあるキノコで広葉樹林に発生するようです。こんな話が載っていました。「平安時代の文献にヒラタケの話が多くマツタケの話が少ない理由は、平安時代前期ごろまでは平安京周辺に広葉樹林が多く残っており、中期以降にマツ林が増えていった。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%82%B1
人間の活動による樹林の変化が、食用キノコの種類を変えたというのは面白いですね。松茸が少なくなり次はどんなキノコが食用になるのでしょう。 |