花の里公園奉仕団 12月6日 竹と落葉樹のモニタリング調査を始めました
公開日:2022年12月09日 最終更新日:2024年01月11日
タイトル |
花の里公園奉仕団 12月6日 竹と落葉樹のモニタリング調査を始めました
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詳細
最高気温11度、一段と冷えてきましたが、風がなく、作業は快適でした。男性ばかり、9人の参加です。
本日はモニタリング調査の設置を行いました。モニタリング調査は我々の活動が、どの程度、森林状態の改善に寄与し、多面的機能の向上につながっているかを数値に基づいて説明するとの趣旨で行われます。
色々な調査がありますが、我々は竹の侵入防止を目的にした「竹の本数調査」と、広葉樹の森の整備・景観改善・生物多様性に富む森づくりを目的にした「木の込み具合調査」を行います。具体的には、一定面積内の竹、木を管理伐採し、残された竹・木の経年変化を測定していきます。本日はその対象範囲の設定、観測、伐採、対象内の現状の数値化を行いました。 |
「竹の本数調査」地域を代表するような竹林の中で5m×5mの区画を設定します。各角に杭を設置し、ロープを張ります。
この区画内にある竹の本数を数えます。
計画した伐採率をもとに区画内の一定数の竹を伐採します。
以後、毎年、区画内竹の総数を記録していきます。 |
区画内の竹に赤テープを巻き、数えています。
総数61本でした。内、枯れた竹は19本でした。計画した伐採率50%としましたので、枯れ竹を含む30本を伐採しました。
今後、毎年、枯れた竹を除き、逆に新しく生えた竹を加え、竹の本数を観測、記録していきます。
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「木の込み具合調査」地域を代表するような常緑樹落葉樹混交林の中で半径5.65m円の区画(100㎡)を設定します。
区画内の常緑樹をすべて伐採します。残った落葉樹の胸高1.2mの周長を計測し、面積を求めます。以降、毎年この面積を観測、算出し、記録していきます。
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