寒波襲来
公開日:2025年02月15日 最終更新日:2025年02月17日
2月6日、三田のアメダス観測では-8.7℃と今季最低気温を記録し、翌日の活動日2月7日も-7.5℃まで下がりました。
活動開始の9時頃でもまだ-2℃以下でした。そんな中でもたくさんの方が活動に参加されました。
2月7日と2月14日は笹刈りを中心に作業を行いました。年に2回、冬場と6月に笹を刈る事で生物多様性が高くなるという報告が出ています。
2月はまだ野草が芽吹いていない為、刈り払い機を使用しても大丈夫です。6月に刈る事で笹の成長にダメージを与える事ができると言われていますが、この時期は野草を切ってしまわないように注意深く笹を刈る必要があります。
ブイブイの森の中には三田市里山保全課が毎年実施されている「まちなか里山セミナー」の実習地が点在しています。ここは第4期生が実習で植生調査を行い、常緑樹の伐採と笹刈りをされた場所ですが、特に笹の繁茂が激しいです。
笹がなくなってスッキリとしました。本来なら実習が行われた年と継続的な整備を行った後で植生の変化が見られるかどうか植生調査を行いたいところですが、実施できていません。
今後の課題となると思います。
続いて第五期生の実習地も笹を刈ります。第五期生の方にとっては懐かしい場所ですね。
2月14日の最低気温は-5.6℃と数字的には大した冷え込みではないように思いますが、少し前に久しぶり雨が降り地面に水分が多かったからか、遊歩道には霜柱が立っていました。
この冬は雨がほとんど降らないので久しぶりの霜柱です。
7日、途中で終わってしまった五期生の実習地の整備を引き続き行いました。
笹刈りだけではなく、実習地付近に残るやや大きめも常緑樹の伐採も行いました。
伐採した常緑樹を切りさばいていくと、大きな緑の山ができました。
作業をしていると体が温まり、寒さを感じるどころが汗ばんできます。特にノコギリ作業は夏場には厳しい作業ですが、冬場にはちょうどいい感じですね。
来週以降も常緑樹の伐採を行う予定です。冬の森はとても明るく、蜂やマムシの心配もありませんので安心して散策ができると思います。