2024年度まちなか里山セミナーの伐採実習が行われました
公開日:2024年10月29日 最終更新日:2024年10月31日
2024年10月24日(木)ブイブイの森にて伐採実習が行われました。5名の受講生は午前中人と自然の博物館にて基本講義を受けてから、
昼食後ブイブイの森に移動しました。まずは講師の人と自然の博物館の橋本佳延先生からハサミやノコギリの使い方について説明を受けました。
受講生に伐採をして頂く前にまずは先生に受け口の作り方を教わりました。
橋本先生による伐採のデモンストレーション。皆様熱心に見ておられました。
いよいよ、一人一本常緑樹を伐採して頂きました。常緑樹の中でもモクセイ科ネズミモチは柔らかく切りやすいと思います。他にはモチノキ科ナナミノキも切って頂きました。
ブナ科アラカシに当たった方はとても硬いので苦労されたと思います。木の種類によって硬さが異なる事もやってみて初めてわかる事ですね。
やや太めの木をお一人で受け口作りから追い口まで最後までやり遂げられました。お疲れ様でした。
理想的な切り口と褒めて頂きました。
縦につるが残っているとゆっくりと倒す事ができるそうです。
伐採の後は幹、枝、葉を切り分けていきます。
この時に大活躍するのが、枝切り専用のハサミ、千吉くん。その切れ味は抜群でスパッと切れた時は気分がすっきり。
皆様、千吉くんのとりこになりました (笑)
休憩をはさんで、最後には高木をロープで牽引して安全な方向に倒す実習を行いました。
下の写真の後、皆様で一斉に力いっぱいロープを引っ張りました。久しぶりに綱引きをされた方もいらっしゃるのでは。
午前の講義、午後の実習と丸一日午後4時までかかりました。受講生の皆さま本当にお疲れ様でした。
疲れたけれど色々と勉強になりましたとの感想を述べておられました。