花の里公園奉仕団 7月22日 暑い日でした。森の作業より、直射日光のさす歩道の歩きがこたえました。
気温34度、毎日厳しい暑さが続きます。これだけ暑い日が続くと、例年であれば、もうそろそろ秋の訪れが近い、あと少しと思えるのですが、今年はこの暑さが未だ1か月以上続きます。はぁーっという感じですが、今日も10人が参加しました。森の中は木陰になって涼しく、あんまり頑張らなければ、汗びっしょりと言う事はないのですが、帰り道、日陰のないアスファルト道路を歩くのはかなりこたえました。帰った後のシャワーを楽しみに黙々と?歩きました。17日の大雨以来、蚊が増え、蚊取り線香が途中で消えた人は仕事にならないと、ぼやいていました。
今回も竹の伐採をしました。一度胸の高さで切った竹が 倒れないので、また達磨落としに切っています。少しでも長く切りたいので高い位置で切りたいのですが、あまり、高くすると、ノコギリが締め付けられて切りにくく、経験から各人の得意な高さで切ります。途中で倒れないと、1本で6~8回は切り分ける必要があります。
本来の太い真竹、径10㎝以上、は大きく伸び、葉も展開しています。少し遅れて、やや細目の竹、径5㎝以下、があちこちに伸びていました。左、右の写真はその先端で、未だ未展開の、おむつをつけた状態?、葉枝をつけています。太い真竹に比べ、展開が2週間ほど遅い感じです。この細い竹は太い真竹と種類が違うのか?単に地下茎が小さく成長が遅いだけなのか分かりません。この他、ササと呼ばれるような高さ2m、径1㎝以下の細い竹?も出てきました。よく見ると、色々な竹の形態が見えます。
このような竹林の中に下枝として、多く生えているのはカクレミノやナンテンなどの常緑植物です。多分、濃密な竹林の下でも少ない陽光の下で生きていけるのでしょう。ナンテン、カクレミノは個人の庭によく植えられています。野山のナンテンは庭木からの逸出品と考えられています。このナンテンも昔はどこかの庭に植えられていたものの子孫であるでしょうから、人の関係している里山のイメージにぴったりです。カクレミノはウルシのような塗料として使われ、ナンテンは解毒などの薬用成分が入っており、古くから人間生活に使われてきたようです。
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