花の里公園奉仕団 5月27日 梅雨前の快適な活動日でした。樹々に緑の枝がどんどん伸びていきます。
25度、快適な作業日でした。蚊取り線香を使いだしましたが。あれこれ、用事が出来だして参加者は8名でした。森の中は新緑の葉が緑の葉に変わり、どんどん葉を広げ、伸びています。春から夏の成長期です。折々の言葉に「いつの間にか、人々は、植物のことを「緑」という粗雑な言葉でいいあらわすようになりました」と載っていました。この言葉の意味は、読んでいただくとして、私も「緑」という言葉を簡単に使いすぎるなあと反省します。同じように簡単に使う言葉に「里山」があります、役所のスローガン?にもしょっちゅう出てきますが、何を意味するのか漠然としています。我々の場合は明らかに「里山林を作り出す」ことですが、里山周辺で行われる活動、農業生活を含めて使われているようです。ぼんやりと田舎の「緑」の生活というイメージが良いのですかね。
今回も竹の伐採を主に行いました。斜面の真ん中、やや窪地になっている所は大きな竹が生え、一部枯れ、もたれあって立っています。真下から撮ると、こんな風になっています。この中にも何本あるでしょうか、20本、もっとあるでしょうね。こうなると下で切っても、もたれかかって倒れず、先端が支えられているので、切るたびに直立していきます。結果、1m程度の達磨落としにするしかありません。25mの竹を切るのに、25回?さすがにそんなことはなく、途中で倒れますが、10回は切り分けることになります。切ること自体は簡単なのですが、枝葉の処分を含めると、1本切り倒すのも一仕事です。
森の外れ、陽当たりのよい斜面にひょろひょろと4m位の高さ径4㎝程度で細い樹が伸びています。多分、葉がなければ見落としていたでしょう。グーグルによればカツラ?となりました。あまり、この森の中では見ないのですが、種が飛んできて陽当たりのよい斜面に適地として伸びたのでしょうか。これで、何年ぐらいでしょう、5年?元気に育って、美しい樹林の一部になってほしいですね。
今、森の中で目につくのはカクレミノです、葉が鬼や天狗がはおると隠れることができる蓑に似ているということで隠れ蓑(かくれみの)という名前がついたそうです。植物の名前の由来は面白いですね。今の時期の葉は青々と広がり、その表面が見事にてかてかと光っています。
照葉樹林帯という西日本から台湾、ヒマラヤ、中国西南部を覆う植生、文化圏をがあります。降雨量の多い亜熱帯から温帯に分布している常緑広葉樹林です。納豆、みそ、醤油、絹、ウルシなど共通の文化が見られます。照葉とは葉の表面がてかてかと光るもので、葉の表面のクチクラ層(角質の層)が発達した光沢の強い深緑色になるためです。照葉、良い言葉ですね。
https://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/aya/syouyoujyurin.html
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