花の里公園奉仕団 1月14 日 冬の光のさしこむ森で働きました。
気温9度から-4度、冬の中ですが、寒い日が続いた後なので暖かく感じました。転地された女性が見えられ、13名が参加しました。冬の山作業、何処が良いのかと思います。いろいろ理由はありますが、一つは働き始め30分も経つと体が中から暖かくなってきて、これがなんとも心地よいのです。寒い外から暖房のある部屋へ入った暖かさは外からですが、労働の暖かさは体の芯から来ます。体が熱り、充実感一杯です。もっとも昼飯の30分、体を休めると、寒くなってきて直ぐに仕事に戻ろうとなりますが。
転地した女性がチョコレートを持って激励に。何でも転地先にも神戸で里山をやっている人がいるとか、里山活動は年配者の遊び?、仕事?となっているようです。
本日も常緑樹、竹の伐採を行いました。かなり大きなシラカシの樹を切っています。径30㎝はありますね、我々の伐採対象としては大きな樹です。こういう大きな樹を手掛ける人は大体決まっていて、体力と技術のある人たちです。大きな樹の倒れるときは危険なので経験注意が必要です。私は体力がなく、遠慮しています。下のハイエナの方ですね。
大きく倒れた樹から大枝を切り離して行きます。まるでクジラの解体です。上の二人の足元にある緑の山がそれです。この大枝をさらに10~30㎝程度の小枝、葉に分け積み上げます。この程度の枝葉は2~3年で自然に分解するでしょうからプロはやらないでしょうね。我々は今日現在のきれいさも楽しむのでこの作業をします。大きい樹の得意な人はこの細分には緩くなるので、私のようなロートルがかかります。やりながら、何かサバンナでライオンの食べ残し肉を食べるハイエナに似ているなと思いました。得意技の違いによるゆるい分業ができています。
冬の森の中、落葉が進み、木々の間を抜けて陽の光が入っていて、とてもきれいです。素人の写真でよくわからないかもわかりませんが、あちこちに光の濃淡が広がっています。微妙な濃淡の違いは切り離してピースに分ければ、ジグソーパズルに使えるのではないかと思います。右下の落ち葉の上にも微妙な光の濃淡が見えます。
手前の枝と葉の山は、ハイエナ?によって分離された、伐採後のシラカシの一部です。
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