花の里公園奉仕団 11月19日 10度、ぐっと冷え込みました。紅葉が進みます。
最高気温10度、最低気温1度、ぐっと冷え込みました。遅れていましたが、今から1週間、紅葉がぐっと進むでしょう、ぜひ、紅葉見物のそぞろ歩きにお出かけください。寒くなったのですが、全員14人が参加しました。そろそろ冬向きのダウンの人が増えてきました。薄着できた人は、昼ご飯後、「寒い!」と早めに体を動かしにかかりました。
冷えてきて秋の収穫物が出てきました。シイタケは出が遅れていたのですが、今回はドット出て80個採れました。今夜の食卓を飾ったことでしょう。弥生の小道の柿の木から採れた渋柿、吊るし柿に20個ほど、もう1週間ほどつるして食べてくださいとのこと。こちらはお金がかかっていますが、旅行土産の饅頭とウィロウももらい、両手に一杯で帰りました。
作業は落葉樹常緑樹混交林の常緑樹伐採を主に行いました。大きなコナラなどの間を埋めて、高さ2mほどの常緑樹の葉が密生しています。ノコギリで伐採し、枝を切り落とし積み上げると、それだけでかなりすっきりした森に変わります。その後、3~5mの大きな常緑樹を伐採するとさらにすっきりします。さらに、これから伸びそうな1~2mの落葉樹を発見すると大万歳です。
ウルシ、ハゼ、ニシキギの紅葉は見られますが、イロハモミジの紅葉は始まったところです。足元を見ると、落ち葉の間に紅葉したつる植物が伸びていました。ツタかと思ったのですが、3出複葉であることから、ツタウルシのようです。ウルシの中ではかぶれが最強とか、用心しないと。でも、こんな足元では踏まれるだけですね、紅葉でもしないと見つけられないでしょう。
http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/121-tutaurusi/tutaurusi.html
道端など草の少ないところを見ると、多様な色の枯葉が重なっています。ここは右にある大きな桜の樹の下で、多くの赤黄色の落ち葉は桜です。中に種の異なる黄色や、大きなこげ茶色の朴葉が混じっていてはっとします。道すがら植物の名を考えながら、落ち葉観察も面白いのでは。
正月のどんと焼きに使うと言う事で地域の人に頼まれたとか、木杭を作りました(左上)。竹、木など、昔から森の資源はいろいろ使われてきました。必要なものを、ちょっと裏山に入ってとってくると言う事で。昔の里山のこのような利用の仕方が、公用林とという建前もあり、なくなってきました。何とかそういう歴史?を知っている我々の世代で残していきたいと思うのですが。もう遅いかな。竹の利用などその最たるものです。
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