花の里公園奉仕団 10月15日 補助金の関係で森林組合連合会の方の視察を受けました。
最高気温26度、少し蒸し暑く感じました。体を動かすと汗が出ました。蚊も最後の頑張りを見せていました。受けている補助金、林野庁森林・山村多面的機能発揮対策交付金の現地視察に兵庫県森林組合連合会の方が来られました。林業の専門家だけに森に関するいろいろな知識をいただきました。
本日も作業は竹林の伐採を行いました。右横に太くぶら下がっているのは切られた大きなフジのツルです。さらに右にある大きな樹に沿って這い上がり、樹冠を覆っていたのでしょう。下にある多くの竹は枯れています。フジツルの伐採で竹?を含めて多くの樹木が生き返るといいのですが。
樹径75㎝の大きなスギです。これだけ大きなものは珍しいとか。50年以上たっているでしょうとのこと。フラワータウンの開発以前に村人の手で植えられたものでしょう。また、この地域に多いカラスザンショウは伐採跡地などに初めに生える陽性の先駆植物で、スギの移植時の伐採された山地に種が飛んできて成長したのではないかと。このような大きな樹が住宅近くの森に茂っているのは珍しいとのこと、何となく嬉しいですね。
秋が深まり葉が落ちるにつれいろいろな植物が目につきます。googleレンズなどを活用し調べてみました。間違いがあるかもしれません。真ん中のアラカシの高さ1m付近にある2㎝ほどの穴はカシナガキクイムシの侵入後ではないかとのこと。コナラほど大きな害を引き起こさないようです。
左上の黄色い虫はgoogleでは「ケムシ」と出ました。ちょっとガクッですが、もちろん、もっときちんとした名前があるのでしょう。ただ、こういう黄色のケムシは結構いるようです。
右上は枯れた大きなコナラの根っこに発見しました、5㎝ある大きな芋虫で、場所から見てカブトムシの幼虫ではないかと思っています。踏みつけてはいけないと枯草をどっさりかけてやりました。
右下の写真はコナラ枯れ皮の上に何かの糞が載っているように見えました。手で押してもつぶれない丸い塊で、クロコブタケというキノコでした。シイタケ栽培のほだ木に良く発生することが知られていて、キノコ栽培における害菌だそうです。
前回のドングリ、クヌギの実と言ったのは間違いで、アベマキの実のようです。この辺りにクヌギはあまりないようです。
この情報は、「花の里公園奉仕団」により登録されました。