花の里公園奉仕団 10月1日 秋の紅葉と落葉が始まりました。
32度と暑い日でした。13名、ほぼ全員が参加しました。足元には早くも紅葉し、落葉した桜の葉が落ちています。桜の樹は、夏の間、昼休みのお弁当タイムに好い木陰を作ってくれていたのですが、今年は続く好天と暑さのためか、早くも散り始めています。落葉すると陽ざしが強く、フジに木陰を求めて移動しました。昼以外は涼しく気持ちの良い里山作業でした。
昼休みの雑談に、付近の使われていない里山、畑のことが話題になりました。持ち主が遠く離れていて、ほぼ放置されている私有の山、畑がたくさんあります。私有地ですから他人が勝手に入ることもできません。一方、私たちのように山にあこがれ、本格的な農家は無理であっても、自分で購入し、山、畑を好きなように手入れしたいという人もいます。若い仲間でそんな話が進行していました。里山三田はそういう取次ぎをしてはいかがでしょうか。私ももう少し若ければ意欲満々なのですが。
作業は本日も竹の伐採を行いました。斜面下方の竹林はフジツルと共存していることが多いようです。左手前のように竹に絡んでフジツルが上に伸びています。フジツルが絡んでいるとこれが他の竹、樹木をつなげ、竹を切っても倒れません、絡んでいる竹を次から次へと切って倒します。何かフジツルと竹が協同して伐採に抵抗しているようです。
竹林に向かう途中でスギの倒木に出会います。倒れた杉の枝葉が左右に伸び、視界を遮っています(写真右)。中にはその上にさらに落ち葉が重なり雑然と積み重なっています。まあ、後2年もすれば、自然に根元から崩れ落ち、すっきりするのでしょうが、見ると気になって、枝を落とし、落ち葉も取り、積み重ねて整理します、すっきりした林景になります(左写真)。ま、自己満足ですが。
大きな風倒木に押し倒された常緑樹(写真右上)から、しぶとく若枝が出ていました。完全に倒された木から出た若枝、このまま成長できるか分かりませんが、生命力の強さには驚かされます。人間にはちょっとできない芸当ですが、学ばねばとも思います。
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