花の里公園奉仕団 9月17日 暑いです。もう、ジョロウグモの巣が一杯です。
最高気温36度、まだまだ暑い日が続きます。予報では来週から涼しくなるとのこと、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。タイミングは意外に変らず、温度だけが上がったのでしょうか。本日も11人が参加しました。木陰でお弁当を食べていると、何となく涼しくて1時間たっぷりおしゃべりがはずみました。
足元の枯葉は雨が降らないので我慢できなくなって落ちた枯れ葉です。この付近にはありませんが、深田公園の散歩道にはカズラの枯葉が甘い香りを放っています。森の中の小道には今、ジョロウグモの巣が一杯張り巡らされてれています。
読んでいただく上の参考にと地図を紹介します。赤い枠内が伐採を行っている範囲です。概ね南側が常緑樹落葉樹の混交林、北側が竹林の優勢な場所です。現在、主に作業している地域が濃紺色円点線の範囲です。左の淡青色の円が現在の集合地武庫基地です。上の黄色の円が旧い深田基地です。青い点線が集合地から作用現場への通勤路で、以前から作業前後の上り下りが大変だと、紹介した坂道です。
全体に南の住宅地から北側の深田地区の水田の間の単調な斜面で、標高差は40mあります。緑色の枠内にはコンターでも小さな谷地形が見えます。この頂部に今回確認した崩壊地があります。
小さな丘で谷、渓流はないと思っていたのですが、今回小さなものですが谷を見つけました。場所は上の地図の緑色の〇の中です。常時流水はなく、降雨時にに流れる程度でしょう。ただ谷頭部は浸食を受け、大きなスギが倒れていました。一緒にここ1、2年に倒れたと思われる倒木もありました。大雨の時に一時的に崩壊し、倒れたのでしょう。
写真の白い線が谷頭です。くぼんだ谷地は湿潤なためか、植生もやや異なるようで、どんな植物が出てくるか楽しみです。
夏の終わりから秋の始まり、林の中で目につくのはジョロウグモです。へたくそな写真家では焦点が後ろの小枝に合い、なかなかきれいに撮れません。辛うじて撮れた一枚です。本当はクモの巣が見えてもっときれいなのですが。この時期、先頭で林の中の幅1m程度の道を歩いていると、次から次へと顔に絡みついてきます。この糸が結構強くて、振り払ったつもりのクモが糸を頼りに戻ってきて頭の周りをはい回っていると言う事がよくあります。噛んだりするわけではありませんが、気持ちの良いものではありません。ジョロウグモも冬を控えて子作りのために食糧確保に忙しいのでしょう。秋はそこに来ています。
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