花の里公園奉仕団 9月10日 まだまだ暑いですね。秋を探しています。
最高気温35度、先週、少し秋が見えたかと期待したのですが、また、暑い夏が戻ってきました。異常気象がまだまだ続くとか?何かきてないかと秋を探しています。13人が参加しました。何があったのか、暑さにもかかわらず、皆さん、笑顔ですね。
TVで、気候変動による暑さ対策として植物を選定して植えている、とのレポートがありました。森の涼しさは理解していましたが、単に木陰がもたらすと考えていたので、調べてみました。森の温度を下げるには、1.樹木による木陰を作る、2.池などによる水の供給、3.風の通り道を作る、4.蒸散性の強い植物を植える、が効果的だそうです。我々の行っている活動では3と4の効果が発揮できそうです。では蒸散性の強い植物とは何か?何を残せばいいのか?分かりませんが、成長がほぼ1年で終わり、成長の少ない竹類は明らかに蒸散性が低いと思われます。他の発散性の高い植物に変わるのを期待して伐採します。常緑樹と落葉樹ではどうなのでしょうか。
夏の暑さを和らげる、樹木の力 第2回 ~樹木の蒸散と土中環境のかかわりから│地球守 (chikyumori.org)
本日も竹の伐採を行いました。女性も年齢が高く、周囲から、「その歳で山で働く」と驚かれているそうですが、同じ作業で頑張っています。太い枯れ竹を切って処分しています。時々、旅のお土産の饅頭を持って来てくれます。
暑さに関係なく植物は秋への対応を始めています。左上はヤブラン、右はアレチヌスビトハギの花です。ありふれた道端の植物ですが、秋の訪れとして、目につきます。この「活動紹介」で、名前を入れて検索すると、他の団体さんの報告を含めて、過去に5件ほど触れていました。秋の始まりを感じさせる花です。
今、活動している場所は、竹以外にも大きな倒木が目立ちます。径は30㎝程度、高さ20m程度、立ち残っている径50㎝程度の大木よりは少し小さめのようです。ツル植物との競合に敗れたのでしょうか。救出が遅かったと少し残念です。小分けして並べて整理するとすっきりします。
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