花の里公園奉仕団 8月20日 久しぶりの雨が降りました。生き物がうごめき出すでしょう。
最高気温32度、参加者は10名でした。前夜から待望の雨、計64㎜、㎡あたり、64リットル、大きなポリバケツ一杯、が降りました。東日本では台風に伴う線状降水帯の活動が問題になっていますが、当地ではまとまった降雨は1か月ぶりです。朝一番の挨拶が「いい雨が降った」でした。仲間には農業園芸を楽しむ人が多く、夏季の渇水は対応が大変です。まさに恵みの雨です、生き返りました。
写真の後ろの赤い花はサルスベリです。何でも何代か前の三田市長さんがアメリカ見学で感動したとか、三田市には多く植えられています。こののり面にも4本ほど残っています。こののり面は多分基盤岩が出ていて植生がうまくいかなかったのでしょう、サルスベリのみがポツンと残されています。ちなみに三田市の市花はサツキだそうです。
本日も竹の伐採を行いました。多量の降水の後で倒された竹の表面も濡れています。足元が滑りやすいので注意して作業しました。
フラワータウンの居住者は移ってきた人達で、本職?の農業者はいませんが、定年後の趣味で農業に携わる人が多くいます。幸い、周辺は農地ですので、借り受けて楽しんでいます。農業の自然条件の好し悪しは太陽、水、風通しで決まると思いますが、借り受けできる畑は一般に水条件が悪く、今回のような渇水は対応が大変です。その意味で本当に恵みの雨でした。
林内の斜面に作った通路です。斜面での滑り事故に備え、ロープを張っています。毎回の作業時の昇り降りが重なり、だんだん道らしくなってきました。実は現在の作業現場は以前集まっていた深田基地の方が近く、楽なのですが、何回も通っている内に慣れて、基地を移すのも面倒で、武庫基地からこの道をエッチラオッチラと通っています。
雨が降って枯れていた森が生き返りつつあります。これから緑の葉があちこちで吹き出すでしょう。何か生き物は居ないかと探してみました。以前にも見た、瀬戸内海周辺に多い樹上性のセトウチマイマイがいました。久しぶりの雨に打たれて気分一新、活動を開始したのでしょう。
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