花の里公園奉仕団 6月25日 梅雨の合間の晴れ間、ヒンヤリした森で活動しました。
気温26度、涼しい日でした。前回は雨で休み、前日まで雨、梅雨の間の晴れ間です。勇んで13名が参加しました。写真は公園ののり面です。多分、神戸層群の基盤が出ているのだと思います。貧栄養で、植樹された木も枯れ、雑草もあまり生えません。その中でブタナの黄色い花が点々と咲いています。ブタナとは変わった名ですが、フランスからの帰化植物でフランス語の「Salade de porcブタのサラダ」が由来とか、食べられます。タンポポにそっくりですが、30〜60cm程度の花茎が途中で数本に枝分かれして花を受ける点がタンポポと異なります。ほぼ年中見られます。雑草の上にぽつぽつ黄色い花が出ている風はちょっとアルプスの高原のような、大げさかな。
新聞記事では「熱中症に注意、クーラーを出来るだけ使って予防しましょう」とよく出ています。しかし、燃料資源をそんなに使ってよいのかなと思います。一昔前まではクーラーのない世界は当たり前だったわけですから。少し我慢して使うのを少なめにして、我慢できないときには山の中で涼んではいかがでしょうか。随分違います。
真竹のタケノコがほぼ終わりました。タケノコはぐんぐん大きくなり、この1~2週間で2~5mに伸びています。成長の早さに驚かされます。まだ柔らかく、径15㎝の太いものでも、簡単に切り取れます。山鉈で一太刀、バッサリと言った感じです。で、効率が良いので、みんなで新竹の伐採にまずかかりました。今日だけで多い人で100本、少ない人で30本、平均50本として13人で650本処分したことになります。この3週間ほどでタケノコで頂いたものを350本として加えると、1000本ほど処分したことになります。硬くなった竹をこれだけ切るのは大変です。今が竹伐採の旬?ですね。
森の中に白い花をつけた花茎、10㎝ほどを見つけました。ジャノヒゲの白い花でした。名前から思い出し、検索すると、2月6日の項に青い実をつけた植物として記載していました。この白い花が、あの青い実になるとは驚きです。
花里公園奉仕団 2月6日 冬もそろそろ峠を越えつつあるのかな?14人が参加しました。 | 活動紹介 | 三田市 市民活動情報サイト「きっぴーねっと」 (genki365.net)
環境省によれば、「里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域です」とか。現在のニュータウンになっている地域や、我々の活動している残った林地は深田村落などの里山であったのでしょう。ニュータウンの開発により一部が都市化し、自然と都市がより近く接することになりました。写真のようにまさに居住地と森林が直接しています。
両者の接する所では人間からの働きかけが生じます。桜並木はニュータウン建設時に設けられたものですが、その後、個々人の趣味?でいろいろな樹木が植えられています。右下はザクロの樹で、花が終わりかけ、実がつきつつあります。その他、イチジク、キンカンなどの樹が植えられています。ゆっくり見て歩くのも楽しいです。
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