花の里公園奉仕団 6月4日 タケノコが出てきました。ササユリを見つけました。
先週はまた雨にたたられました。気温22度、涼しい日でした、蚊も居なくて快適でした。11人が参加しました。そろそろと期待した通り、タケノコが出だしました。何人かが手に持っています。この里山で、何も手を掛けないで得られる最大の収穫物です。
真竹のタケノコ、今週はまだ少なく、来週あたりがピークでしょう。ここ、3週間が収穫期です。タケノコをとることは竹伐採の強力な手助けです。皆さんも遠慮なくお取りください。
作業は竹の伐採を行いました。伐採は3年目に入り、部分的にかなり進んで来ています。写真の場所は下の水田に近く、陽当たりをよくするため以前から農家の方により伐採がされていたのでしょう。写真の竹は径5㎝程度で細いものが目立ちます。手本通り、1m程度を残して切っています。残すことで周辺での再生を防ぐ効果があるとか、疑問もあるようですが。
高さ50㎝ほど、立派なタケノコが出ています。これぐらいの大きさになると、見栄えは良いのですが、食用できるか、難しいところです。節の所をのぞくと食べられるとか、噛み応えがあってよいとか、いろいろ意見が出ます。あまり料理経験のないものにはわかりませんが。
なお、今の時期に採れる真竹の地下茎は、5月に採れる孟宗だけと異なり、地表から10㎝程度の浅いところにあります。従って、タケノコは地表に出た部分をポンと切って、倒して収穫します。孟宗だけと異なり、地表部が食べれるのですから、上手くできています。
替わった花があると写真に撮って調べてみると、植物はセリバオウレンで、ヒマワリの花のように円形に開いているのは、花でなく、果実でした(写真の左上枠内、と左下)。あまり珍しくはないようですが、山地に生え、3月に白い花をつけるようです。来年の春には花を観賞したいものです。
言われてその横を見るとササユリが咲いていました。すぐ近くにもう1本見つけました。弥生の小道では毎年咲くのを見ているのですが、この地域で見るのは初めてです。我々の伐採の効果かどうかは分かりませんが、伐採により陽が入るようになったことが影響したのかもしれません。セリバオウレンを含め、であれば大変うれしいのですが。
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