花の里公園奉仕団 5月14日 5月18日、19日に開かれるオープンガーデンの準備をしました。
気温25度、暖かい日でした。何より、本当に久しぶりの青空での活動でした。やはり、気持ち良いですね。これぞ、山仕事の醍醐味です。参加者は11名でしたが、体調不安定で先に帰られた方が一人、早く元気になられるといいのですが。我々のオープンガーデン展示品は、弥生コミセン裏から北摂三田高校裏までの山道、約2㎞、里山散策路と称しています。里山の間をアップダウンしながら続いています。
写真は北摂三田高校近くの「武挟弥広場」の入り口です。この一帯はまとまったコナラの森があり、10年ほど前に常緑樹を伐採し、落葉樹林として整備しました。今回、整備をし直しました。写真中央の緑の旗と、右の緑の楕円形の看板はオープンガーデン参加の目印です。参加庭園に掲げられます。オープンガーデンも老齢化の影響を受け、庭園の整備が難しくなり、フラワータウン地域の展示が減っているようです。年3回程度の整備で、あまり活発に活動しているとは言えませんが、「里山」はある意味、三田らしいかと今年も参加しました。
山道の刈払い機による雑草除去です。個人所有を含め5台の刈払い機がそろいました。2㎞の道のり、なかなか大変ですが、終えることができました。山道も10年以上、人々の散歩の道として愛され、しっかりと踏み固められてきました。もう、道に迷うことはありません。雑草も左右の道端に限られるようになってきました。年3回程度刈り込んで、道として機能しています。
武挟弥広場の中の整備の様子です。大きなコナラの樹の下にウリカエデ、タカノツメ、ウリハカエデなど高さ2、3mの落葉樹が生えています。間を縫って一度伐採したアラカシなどの常緑樹、やササなどが伸びてきています。再度、伐採しました。また、残念ながら、高さ30mほどあるコナラの大木が枯れていました(写真左上)。
上が整備前、下が整備後の写真です。違いが判りますか。上の写真のアラカシなど常緑樹の小木が下の写真では伐採されています。真ん中に生えているのはタカノツメでしょう。もう3mほどになっています。
以前に切った常緑樹の切り株からたくさんの新芽が育った枝が出ています。太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ヒコバエ(孫生え)」といいます。通常密集して生えています。10年ほど経過して大きいものは高さ2m径5㎝程度になっています。これらを散髪する気分で切り倒しています。
付録です。以前伐採時に切ったアラカシの大木を休憩所の横椅子にしていました。10年を経過して腐り軟化しています。左端は脚で踏みつけると、粉状に砕けます。10年程度で土に戻り、栄養源になるのですね。
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