三田市 市民活動情報サイト「きっぴーねっと」活動紹介シニアライフ花の里公園奉仕団 2月20日 暖かく、春の陽気です。木々はまだ冬状態ですが。

花の里公園奉仕団 2月20日 暖かく、春の陽気です。木々はまだ冬状態ですが。

公開日:2024年02月22日 最終更新日:2024年02月23日
登録元:「花の里公園奉仕団

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 気温17度、春のような暖かい日です。暖かい日が3~4日、寒い日が1~2日と繰り返しています。まだ、森の木々に緑の芽生えは見えません。ツボミはついていますが。

 誰かが寒椿の花を持って来てくれました。写真にも出ていますが。何処に?ツバキの花は鳥に花粉を運ばせるために蜜がついているそうです。それも効率よく引き付けるために他に花の咲かない冬に咲くとか。少し、?の気もしますが、そう考えると楽しいですね。

https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1334

 まもなく春の新緑に覆われるでしょう、もう少しですね。

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 今作業している森の面積は20,000㎡ほどですが、2年ほどかけてじっくり見てくると、林相の違いが見えてきます。大きくは北西の竹の進出が激しい地区と南西の落葉樹常緑樹混交林に二分されます。混交林の中を見ると何回も周期的に伐採、手入れを受けているようです。

 一番古いのは50年以上前の径80㎝にもなるコナラ、スギの大木です。その間を埋める形の常緑樹は径20㎝程度、樹齢は30年+程度、多分フラワータウン建設地に伴う伐採後に成長したものと思われます。写真の灰色の中径樹の常緑樹が相当します。陽当たりが良いせいでしょう、道路沿いでは大きく育っています。さらに、次に述べる10年程度前に伐採されのち、萌芽更新したと思われる若い常緑樹があります。

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 もっとも新しい径5㎝程度の常緑樹は樹齢10年程度で、さらに細い径1㎝程度の若木と一緒に密生して生えています。一度伐採されたアカガシの根元から休眠していた芽が萌芽し、生育を始めたものです。これを意図的に行うのが炭焼き山で行われたコナラの萌芽更新です。周辺にはアカガシの萌芽更新した若木が点在します。このことは10年ほど前にどなたかが意図的に伐採したのでしょう。森の中に我々と同じようなある種の里山活動を行った人がいたのです。面白いですね。森と人間の間の小さな歴史が見えます。

アカカシ伐採

 アカガシの若木を伐採したところです。右上が伐採前、下が伐採後です。きれいに分けて置かれた葉と枝が性格を表していますね。フフフ。こんな調子ではなかなか整備は進まないのですが、ま、楽しみでやっているということで。この程度の若木を切るのは倒す危険もなく、鋏を主とすることで、肉体負担も少なく、体力の衰えた老人の趣味趣向としては最適かと思います。物足りない気もありますが。ま、いろいろ組み合わせて当日の気分で楽しんでいます。

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