花の里公園奉仕団 12月19日　落葉が進み、静かな明るい森に変わりつつあります。

　最高気温８度、最低は-４度、一段と寒くなってきました。もう完全に冬仕様です。作業で体を動かしている時は大丈夫ですが、休めると寒くなり、弁当時間も早く終わるようになりました。10人が参加しました。
　後ろの写真でもわかりますが、森の紅葉も終わり、落葉樹の葉はほとんど落ち、華やかさはなくなりました。一方、空からの光が、落葉樹林の中、奥まで届き、明るい森になりました。生き物は影をひそめ、時折、鋭く響く小鳥の鳴き声を除き、とても静かな森です。何となく神々しさを感じます。
　

　森の中に華やかに広がっていた赤色、黄色の葉が全て落ち、枝が空に向かって伸びています。その形は人の手を空にかざしているようです。やなせたかしさんの「手のひらを太陽に」という歌の世界ですね。
　人の血管の先端に広がっていく形状と、樹木の枝が空に向かって分かれていく形はそっくりです。栄養？を広い空間に届ける目的からそうなるのでしょうね、自然は面白いです。

　１本のやや大きいアラカシ、伐採から片づけに１日かかりました。
　右上がアラカシ径20㎝弱高さ20ｍほど、の、伐採断面です。先端が他の樹にかかり、倒すのにかなり苦労しました。
　写真左寄りが切り分けた枝、右上、切り株下が大きく切り分けた幹です。周りに散らばっている緑の塊が切り分けた葉の部分です。個人差はありますが、伐採後は似た状況になります。

　常緑樹を伐採しています。直立した樹木を切っているように見えますが、実は二度、背の高さで切った後、なお倒れず、直立しているので３度目の挑戦です。
　太い樹は切り終えるのに時間もかかりますし、倒れるときに危険も伴いますので、できれば、一度に長く切りたいのですが、そうもいきません。１ｍ強の長さで３回切りようやく倒れました。