花の里公園奉仕団 10月17日 戦場が替わりました。蛇篭の上です。
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24度、秋の心地よい気候の中の作業です。ほぼ全員12名が参加しました。整備対象の丘の先の方がアクセスが悪いため遅れていました。で、今回は田の畔を通り、丘の先、斜面にかかりました。写真の人並びの空いたところです。畦には熟れた渋柿が一杯なっていました。
森全体に未だ紅葉はしていませんが、少しずつ黄色い葉が出てきました。秋は深まっています。
往復の道、深田公園を歩くと、キンモクセイやカツラの匂いが漂っています。華やかで、鋭い、キンモクセイに比べ、カツラの匂いは穏やかですね。落ち葉が匂うそうです。匂いは人によって、キャラメルという人、醤油の匂いと、随分違いますが、ほんのりと漂う甘い匂いは秋の散歩をさらに楽しくしています。
斜面の下は、昔、災害でがけ崩れがあったのでしょう、蛇篭が積まれています。
今回は真正面から急斜面に挑戦しています。竹自体は細く小さいのですが、密に植わっていて、加えて、陽当たりが良いのでササなどの雑草が茂っています。
森の中に入るのが一苦労で、戦線を切り開く感じです。ちょっとしたノルマンディー上陸作戦です。
蛇篭は高さが5mほどあり、急で、登るも、降りるのも苦労します。みんな年齢増加とともに、体力が低下していますから。怪我の無いよう安全第一です。
一方、久しぶりに会う難所?に、元登山家も多いので、それぞれの過去の経験を話して、楽しんでいます?。
田の畔と丘斜面の間には用水路が走っています。水路沿いの低地は湿っていて、丘にはない雑草が、小さな花を一杯つけていました。
わが「牧野富太郎」によれば、上の写真、左上から時計回りにミゾソバ、ノササゲ、ツリガネニンジン、タツナミソウだそうです。珍しい植物でもないのでしょう、ネットで見ると、直ぐに出てきます。
こうして1個1個しっかり見ると、きれいな花ですね。
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