花の里公園奉仕団 10月3日 暑さ寒さも彼岸まで、ですね。
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最高気温24度、少し前の夜の気温です。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです、10月に入り、ぐっと涼しくなりました。11人が参加しました。
ヒガンバナがあちこちに咲いています。1~2週間で枯れてしまいますが、秋の風景ですね。秋の風景と言えば、昼休み、樹になった栗とユズの収穫があり、頂きました。里山活動の楽しみの一つは季節の変化を実感できることですね。ヒガンバナ、栗、ユズ、柿などを目にし、手にし、味わうことで秋を実感できます。店やテレビで見るのとは違います。
彼岸と言えば秋分の日、9月23日と思い込んでいましたが、間に挟む1週間を言うそうです。仏教用語で、先祖のいる悟りの世界を彼岸、私たちが生きている世界を此岸と呼び、秋分の日は昼と夜の長さが等しくになることから、彼岸と此岸の距離が最も近い日と考え、先祖への感謝の気持ちを表しやすい日だと考えられるようになった。のだそうです。
竹の伐採を行いました。竹林の中は竹を主とした単調な樹林で秋の気配を感じるものはほとんどありません。春はタケノコがありますが。
竹侵入以前に生えていたコナラなどは、高さが竹より高いと陽の光を受け生き残っていますが、負けると、写真で手をかけている樹のように枯れてしまいます。我々としては救出作戦が間に合わずです。竹は25mにもなるので太陽争奪戦に勝つのは大変です。
写真の右に、大きな桜の樹の枝があり、その太い枝が横にのびています。大きな樹の下でも竹は関係なく伸びていきます。
伸びた竹を下で切ると、大きな桜の枝に支えられ、倒れず、引っ張っても竹の枝が絡み、抜くこともできません。結果、下を切られた竹が宙にぶら下がっています。
写真の場所では20本ほど切りましたが、半分はぶら下がり、残りました。桜の枝を切るわけにもいかず、そのままになっています。半年もたてば腐って落ちてくるでしょう。
葉の裏に大きなカタツムリがついていました。その下に葉がなめとられたところがあって、カタツムリが食べたのでしょう。
樹の名前はアワブキ、落葉樹で大きな葉を持っています。名前アワブキは燃やすと切り口から大量の泡が出るからだそうです。5㎜程度の赤い実がついていました。黄葉するそうで、楽しみです。
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