3月の活動
3月は寒の戻りで寒い日がありましたが、ブイブイの森は少しずつ春の気配が感じられるようになりました。
可愛いふきのとうが顔を出していました。
3月は主に雑木林に侵入している竹の伐採と常緑樹の伐採を行いました。
竹を切っても容易には倒れてくれません。
ご覧の通り、太い蔓が巻き付いている竹がとても多いのです。倒した後に丁寧に蔓を取り除きました。それは何故かと言うと…
伐採した竹を竹チップにして頂く為です。不純物を取り除いた方がいいでしょうし、向きを揃えて積み上げておくとチッパーに入れやすいそうです。
下の写真の上半分は3月2日の途中経過の様子です。これでも随分すっきりしたんですが、3月15日には下半分のように常緑樹も減ってさらに明るい森になりました。
また、三田市まちなか里山セミナー第四期生、第五期生の実習地の笹刈りを行いました。冬季は宿根草がまだ芽を出していないので、刈り払い機を思いっきり使用できます。
そろそろ、スミレなど芽が出始める季節なので、ギリギリのタイミングでした。
伐採したアラカシの枝にウスタビガの繭がついていました。とても新鮮で綺麗な色でした。ピンボケですみません。木々が葉を落とす冬の時期に見つかる事が多いのですが、ウスタビガは初夏に繭を作り秋に羽化する為この時期の繭の中は空っぽです。
早いものでもう3月もおしまいです。もうすぐブイブイの森が一年で一番美しい春を迎えます。コバノミツバツツジやカスミザクラ、ウワミズサクラが咲くのが楽しみです。
この情報は、「ブイブイの森クラブ」により登録されました。