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森での小さな発見

公開日:2024年02月22日 最終更新日:2024年02月23日
登録元:「ブイブイの森クラブ

きっぴーねっとリニューアル後初めての活動報告です。
今年はやはり暖冬だったのでしょうか?ブイブイの森のアセビは1月下旬から咲き始めて2月には満開になっている木がありました。20240209-1年明け後は棚田広場の上部斜面の常緑樹と竹の伐採を中心に作業を行っております。
春に落葉樹が芽吹いたら、明るい森になるのではないかと期待しています。

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作業を進めていると、いろんな物を発見します。
これは、落ちていたメジロの巣です。苔と草などでとても丁寧に作られています。
大きさがわかるように横にボールペンを置いて撮影しています。

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また、こちらは別の日に伐採した常緑樹にくっついていた鳥の巣です。これは何の巣でしょうか。どうもヒヨドリの可能性が高いです。
素材が先程の巣とは異なり太めの蔓などを使っていて少し粗い感じです。どこかで拾ってきたビニール紐で巣の周りをぐるっと一周させ、上手に枝に引っ掛けてありました。
くちばしだけでこんなに器用に巣作りをする事に感心しました。
と、同時に常緑樹の過度の伐採は繁殖場所を奪う事になりはしないかと気になりました。

この木は外来生物法により要注意外来生物に指定されているトウネズミモチです。
在来種は全て伐採するのではなく、大きめの木は残していく方が、生き物には優しいかもしれません。
森林の管理は何がいいかわからない事だらけです。試行錯誤しながら進めていくしかありません。

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この日には、古い自転車や薬瓶も出てきました。
ブイブイの森には、ニュータウン開発以前には民家があった証拠品です。
メンバーや、家人に聞いたところ、昭和30年代前半くらいまではガラス製の瓶を使用していたようです。
消毒して繰り返し使用していたのでしょうね。昔の方が地球に優しかったのかもしれません。

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この情報は、「ブイブイの森クラブ」により登録されました。

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